【訃報】榮久庵憲司さん亡くなる
2月8日、午前3時57分。広島育ちのデザイン界の巨匠、榮久庵憲司さんが85歳でお亡くなりになられました。
この方は、2015年3月14日ダイヤ改正でデビューする広島向け新型車両、「227系」のカラーデザインを担当されました。
そもそも、私がこの方を知るきっかけとなったのは、昨年12月に227系の別のカラーデザイン案があったということが分かったことで、実際、広島県立美術館に足を運んでそのデザインを見ました。
JR西日本の車両としては、前例のない「縦」を強調するデザインで、広島らしい「赤」を採用したこのデザインはとても新鮮でした。
さらに榮久庵さんは、JR東日本の車両を数多くデザインしており、
209系
新幹線E3系
の上記に加えて、
札幌市交通局A1200形
広電5000形
227系
等々、多くの鉄道車両のデザインを担当されました。
さらに、もはや日本だけでなく、世界でも有名なこの醤油瓶、
キッコーマンの醤油瓶もデザインされており、しょうゆ=キッコーマン というブランドを打ち立てるのにも貢献しました。
その他、家電製品や自転車をデザインした榮久庵憲司さん。長い人生、本当にお疲れ様でした。
最後に、榮久庵憲司さんのご冥福をお祈り致します。
以上