【レポート】103系クモハ103-48
【レポート】103系クモハ103-48
※2015年3月一部改訂
↑手前がMc48
〇はじめに
クモハ103-48(以下Mc48)はJR西日本広島支社103系D-01編成[図1]のなかにある日本最後の純正クモハ。現在は末期化され、主に呉線を駆け回っている。
[図1]
〈〉
[クハ103-86][モハ102-145][クモハ103-48]
←下関 大阪→
○経歴
1966年1月、川崎重工で落成。新製配置は浦和電車区。蒲田電車区、鳳電車区(後に日根野支所が日根野電車区に格上げされ、鳳電車区が鳳派出所になり日根野電車区の所属となる)と転属。
1989年に片町線電化の際に電気連結器(以下電連)を付ける。そのついでに分散クーラーを付ける。そしてクモハ103-5001に改番される。と同時に、淀川電車区の所属となる。
1993年4月、片町線に207系が増備されいらない子になってしまい、電連をはずされ車番もクモハ103-48に戻った。そして我らが國鐵廣島に転属した。
1998年、「古い車両を大切に末永く使いましょう計画」により延命工事を受ける。
2002年、呉線の一部の快速のワンマン化によりワンマン化改造を受ける。
2012年12月、ロクレンジャー計画により末期色に。もう5年は使うことが発覚(ゑ
2015年3月、227系投入に伴い、運用を終了。
○外観
前面は低運、白幕、ブタ鼻ライト。広島支社名物の白幕も
側面は4ドア、行き先表示は幕、幕は国鉄フォント、車番も国鉄フォント、ユニット窓。
屋根上は分散クーラー、ペンチレーター、菱形パンタ
塗装は2012年11月まではクリーム1号青20号の瀬戸内色だったが、同年12月濃黄色に。懐かしいい人や気持ち悪い人など感じかたは人それぞれ。
↑Mc48の車内
↑外観
〇運用
現在は主に呉線快速安芸路ライナー[記述1]で運用中。運用範囲は山陽本線由布~広島~呉線~三原。検査のため下関に顔をだすことも。
[記述1]
安芸路ライナー…呉線データイムの快速。日中の運行のみ。朝夕は通勤ライナーが走る。停車駅は広島-海田市-矢野-坂-吉浦-呉-安芸阿賀-新広-広。呉線広島~広のみ運行。
【参考】広島支社の103系運用表
131行路…(広)120M(糸崎)135M(広)641M(広島)5624M(広)5633M(広島)5632M(広)5641M(広島)5640M(広)5649M(広島)
132行路…(広島)928M(三原)139M(広)//(広)5637M(広島)5636M(広)5645M(広島)5644M(広)5651M(広島)//(広島)5964M(三原)171M(広)
141行路…(安浦)1921M(岩国)1923M(由宇)538M(岩国)540M-5622M(広)5631M(広島)5630M(広)
5639M(広島)5638M(広)5647M(広島)//(広島)1972M(安浦
※車両の検査等により113系、115系が代走することがあります。
↑現在の状態
〇現在
2013年3月に新車投入が決定し、今年で48歳のMc48。撮影はいつするの? 今でしょ!
Youtubeにこの車両の経歴が詳しく載ってます。
URL→http://www.youtube.com/watch?v=ZZC7F2s2EG4